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紅葉の名所:富山県立山を赤く染める高山の草紅葉

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紅葉を楽しめるのは平地や低い山だけではありません。

生えている植物が異なる高山でも、美しい紅葉を見ることができます。

その代表が富山県立山町にある北アルプスの立山です。

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氷河が残る3,000メートル級の高山に登り、立山の紅葉を紹介します。


古くから続く修験の場

立山は北アルプス・飛騨山脈の北部にある立山連峰の主峰です。

雄山(標高3,003メートル)、大汝山(3,015メートル)、富士ノ折立(2,999メートル)の3つの峰の総称で、厳密にいうと立山という単独の峰は存在しないそうです。

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古くから富士山、白山とともに日本三霊山に数えられ、立山修験という信仰の場所でした。

雄山の頂上には雄山神社峰本社があり、登山客が訪れています。

長く女人禁制の山でしたが、立山有料道路や黒部ダムの完成で観光ルートが整備され、多くの人が訪れるようになりました。

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ケーブルカーとバスを乗り継ぎ室堂へ

今回の目的地は立山登山の拠点となる室堂。

室堂へは一般車両規制のためマイカーで乗り入れることができませんが、富山県側と長野県側からケーブルカーなどを乗り継いで向かうことができます。

富山側の方が早く着くので、立山町から室堂を目指します。

出発地点は立山ケーブルカーの立山駅。

美女平駅までの1.3キロ、標高差487メートルをケーブルカーで進み、そこから立山高原バスに乗り継いで立山有料道路を室堂へ。

この道路は、春に来れば高さ10メートル以上の雪の壁が両側に並び、雪の大谷といわれる名所です。

秋は雪が残っていないので、ちょっと残念ですね。


雲と間違える地獄谷のガス

室堂は標高2,450メートル、秋とはいえ平地と違って真冬並みの寒さです。

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立山火山の火口湖であるミクリガ池、ミドリガ池があるほか、立ち入り禁止の地獄谷からは今も硫黄や火山性ガスが噴き出し、雲と見間違えることもあるほど。

バスを降りたところから歩いてすぐの場所に、江戸時代に加賀藩の援助で建てられた小屋があります。

国の重要文化財・室堂小屋で、この辺りが室堂と呼ばれるようになったのはこのためです。

ミクリガ池、ミドリガ池から雷鳥沢を回る約2時間のコースが、人気の散策路になっています。


絶景広がる草紅葉の雷鳥沢

立山ではナナカマド、ミネカエデ、イワイチョウ、チングルマなどさまざまな草木が、9月下旬に紅葉の見ごろを迎えます。

ナナカマドの赤と草紅葉の黄、ハイマツの緑が、見事なコントラストとなり、平野部とは全く違う紅葉美を見せます。

おすすめスポットはミクリガ池と雷鳥沢。

ミクリガ池では、水面に雄山や浄土山(標高2,831メートル)が映り、うっとりと見とれてしまいました。

雷鳥沢はバラ科の高山植物・チングルマの草紅葉が、まるで赤と黄のじゅうたんを敷き詰めたよう。

ハイジを追いかけてアルプスの山々を駆け回りたい気分になれます。

よく似た光景は少し離れた天狗平でも見えます。


帰りは黒部ダムに寄り道

帰りは長野方面へ向かいます。

室堂から立山トンネルトロリーバスと立山ロープウエイを使い、黒部平へ。

黒部ケーブルカーで黒部湖駅へ行き、黒部ダムを通って黒部ダム駅から関電トンネルトロリーバスに乗り換え、長野県大町市の扇沢駅に到着。

乗り換えが多く、結構時間がかかりますが、黒部ダムの勇壮な姿と周囲の紅葉を見られたのが良かったです。

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