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七日堂裸まいり!2016年の開催日や見どころ、交通状況は?

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雪のちらつく正月七日の夜、闇の中に男達の勇壮な声がとどろきます。

日本の奇祭の1つ、七日堂の裸まいりの始まりです。

 

七日堂裸まいりは、いつ、どこで行われるの?

 七日堂裸詣(はだかもうで)は、七日堂裸祭・七日堂裸詣(もうで)とも呼ばれます。日本の奇祭の1つです。

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 福島県河沼郡柳津町にある「福満虚空蔵菩薩圓藏寺(ふくまんこくうぞうえんぞうじ)」で行われます。

1年の無病息災と幸福、そして東日本大震災からの復興を祈願します。

[開催日]

 毎年1月7日の夜、午後8時半から行われます。

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[見どころ]

 正月7日、雪の降る中、赤々とかがり火がたかれます。

本堂(菊光堂)の大鰐口(おおわにぐち=金鼓)から、頑丈な麻縄が垂れ下がっています。

圓藏寺の大鐘が鳴り響くと、褌(ふんどし)1本の男達が、本堂をめざして113段の石段を駆け上がります。

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「ワッショイ!ワッショイ!」のかけ声も勇ましく、大鰐口から垂れ下がる麻縄をよじ登ります。大人だけではありません。子供達も麻縄に飛びつき、力をこめて登っていきます。

 男達の、手をさしのべ合い、助け合ってよじ登る姿に団結力が感じられます。

見ている方も力が入り、思わず「ワッショイ!ワッショイ!」と叫んでしまいます。

本堂の菊光堂は、1月7日だけは「七日堂」と呼ばれます。

[一般参加]

裸まいりは地元の人間に限りません。

圓藏寺には更衣室が用意されますので、だれでも参加できます。

[アクセス]

JR東京駅から東北新幹線に乗り、郡山駅でJR磐越西線に乗り換えてJR会津若松に行きます。

会津若松からJR只見線に乗り、会津柳津(あいづやないづ)駅で下車します。

(乗車時間233分)

JR東京駅から上越新幹線に乗り、浦佐駅でJR上越線に乗り換えます。

小出駅からJR只見線となり、JR只見線会津柳津駅で下車します。

(乗車時間370分)

東武浅草駅から東武線に乗り、下今市駅で東武会津鬼怒川線に乗り換えて会津若松駅まで行きます。会津若松駅でJR只見線に乗り、会津柳津駅で下車します。

(乗車時間383分)

JR会津柳津駅から圓藏寺までは徒歩10分です。

自動車を利用するならば、東北自動車道の郡山JCTから磐越自動車道に入り、会津坂下ICでおります。

関越自動車道ならば、長岡JCTから北陸自動車道に入り、新潟JCTで磐越自動車道に入ります。西会津ICまたは会津坂下ICでおります。

 電車でも自動車でも、かなりの長旅になります。

 

圓藏寺とは? 裸まいりの始まりは?

[福満虚空蔵菩薩圓藏寺とは]

 圓藏寺は、1200年前、徳一大師によって開創されました。

 御本尊の虚空蔵菩薩は、宇宙のように無限の知恵と慈悲を持つ菩薩で、明けの明星の化身とされています。知恵・知識・記憶をもたらすと言われます。

 その昔、弘法大師が唐に渡った時、高僧から霊木を授かりました。弘法大師は帰国する途中で、霊木を3つに分けて海中に投じたところ、千葉と茨城と柳津に漂着しました。

 弘法大師は、流れ着いた霊木を刻んで、3体の虚空蔵菩薩を造りました。

1体は茨城県東海村の大満虚空蔵菩薩、1体は千葉県天津小湊町の能満虚空蔵菩薩、そして、この福島県柳津の福満虚空蔵菩薩です。

 徳一大師は、弘法大師から福満虚空蔵菩薩をもらい受けて、圓藏寺を開いたのです。

 圓藏寺の開創にあたり、赤い牛(赤べこ)がやって来て、徳一大師を助けました。

それで、圓藏寺の境内には、「開運のなで牛」が安置されています。

また、会津の民芸品「あかべこ」は、この赤い牛に由来します。

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[裸まいりの始まり]

 昔、昔、柳津地方は不作が続く上に疫病が流行し、とても困っていました。

 弥生姫は虚空蔵菩薩のお告げに従い、只見川の川底に棲む龍神のところへ行き、龍神の大事にしている「如意宝珠(にょいほうじゅ)」を貸してくれるように頼みました。

 如意宝珠は、病気を治し、災厄をはらい、あらゆる望みをかなえる不思議な力を持っています。

 如意宝珠を圓藏寺の菊光堂(本堂)に安置すると、あらゆる不幸が消えてなくなりました。

 ところが、数年後の1月7日の夜、龍神が如意宝珠を取り返しに菊光堂にやって来ました。如意宝珠を持って行かれては、大変です。

 村人達は一致団結して菊光堂内に集まり、大いに騒ぎ立てて龍神を追い返しました。

 1月7日の裸まいりは、この時の団結力を今もなお伝えているのです。

 

柳津周辺の見どころ

 せっかく会津柳津まで出かけたのですから、六詣はいかがでしょうか?

1, 伊佐須美(いさすみ)神社

 会津の聖地で、一の宮会津総鎮守の格式高い神社です。

 その昔、四道将軍父子が別々の道をたどって奥州を平定した後、この地で再会を果たしたため、「会津」という地名になったそうです。

 国土創生の神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)を祀っています。

 アクセスは、JR只見線会津高田駅で下車し、徒歩20分です。

2, 中田観音 (普門山弘安寺)

 野口英世の母、シカさんも信仰した観音様です。

会津三十三観音霊場の30番札所で、御本尊は十一面観音立像です。

野口英世にちなんで、立身出世を願う人が多く、観音堂内にある「抱きつき柱」に抱きつくと、望みがかなうと言われます。

また、健康で長生きしてコロリと死ぬ「ぴんぴん、ころり」を願う大勢の信者がお参りします。

アクセスは、JR只見線の根岸駅から徒歩7分です。

3, 立木観音 (金塔山恵隆寺)

 日本最大の十一面観音立像(8m50㎝)が御本尊です。

 弘法大師が霊感を受けて、根の張った立木のまま枝をはらって、十一面観音を刻んだと言われます。

 脇侍の二十八部衆や風神・雷神など30体は2m弱の大きさで、完全な密教様式で造られています。30体の眷属がそろっているのは、京都の三十三間堂と、立木観音だけです。

アクセスは、JR只見線とうでら駅から歩きます。

4, 鳥追観音 (金剛山如法寺)

 徳一大師が坂上田村麻呂の帰依を受けて創建した寺です。

御本尊は行基作の聖観音像ですが、その体内に納められているのが「鳥追観音」という約6㎝の観音様です。

 鳥追観音は、鳥獣の害に悩む貧しい百姓夫婦に、行基が与えたと言います。

観音の霊力で鳥獣を追い払い、百姓夫婦は豊かになり、子宝にも恵まれました。

 観音堂は東西向拝口という建て方で、参拝者は東から入って参拝し、西から出ていきます。

アクセスは、JR会津若松駅からJR磐越西線に乗り、野沢駅で下車します。

野沢駅から町営バス大久保行きに乗り、鳥追観音前で下車します。

5, 大山祇(おおやまつみ)神社

 山の神様大山祇、不老長寿の神様磐長媛命(いわながひめのみこと)、良縁と安産の神様木花咲耶媛命(このはなさくやひめのみこと)の親子神を祀っています。

野沢の山一帯を守護する神々の息吹が感じられ、心身のリフレッシュができますが、冬場は、足下に注意してください。

アクセスは、JR磐越西線野沢駅から、遥拝殿まで徒歩75分(5km)です。遥拝殿は、大久保集落の中にあります。

野沢駅から町営バス大久保行を利用できます。

本社は、遥拝殿から4km(約1時間)歩きます。

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